私はこんなすごい場所に来て、本当にいいのでしょうか…着席した時、最初に抱いた率直な感想です。まさに「非日常への扉が開いた瞬間」でした。
こんにちは!長蛇(おさへび)先生です。今回の「bar体験記第23回」は東京、三越前駅に直結している、マンダリンオリエンタル東京の37階にある「マンダリンバー」を訪問した時の話になります。
夜景がきれいなbarだと聞いていましたが、いや、忘れられない体験になりました。
では、さっそく突撃してみましょう!

初めてでも安心して訪問できるよう、迷いやすいポイントに触れながら話をしていきます!
初心者でも安心!マンダリンバーへの行き方と注意点
地下鉄、三越前駅から改札を出て、そのまま地下街を経由してマンダリンオリエンタル東京に。地下から直接アクセスできます。

目の前にあるエスカレーターに乗ります。
どうやら1階にあるエレベーターから37階に直接行けるということで、そのまま勢いよく進みましたが…。

あっという間に迷子に(笑)。
お恥ずかしい限りです(笑)。あれっと思い、一度ホテルを出て再度中に入ったのですが…。

私はここがホテルの正面だと思っていましたが、千疋屋総本店と書かれた案内がありました。思えばここで間違いに気が付くべきでしたね(笑)。
入ってすぐにあるエスカレーターでそのまま2階に上がってしまい、警備員さんに聞いて戻りました。そのまま進むとオフィス棟だったみたいです(笑)。
その後、案内に従って1階を進みましたが、そこはホテルのロビー裏口だったらしく入口が小さめでした。中に入れば立派なロビーがありました。

渋谷の「ベロビスト」の時もそうでしたけど、こういう高級ホテルの場合、裏口から入ってばかりですね(苦笑)。
いや、そんなつもりは毛頭ありませんが、どうしてでしょう…?

さて、ロビーからはエレベーターホールがすぐ見つかりました。
そのまま37階に上がります。
出るとすぐそこが店内になっています。そのまま奥に案内されていきます。



めっちゃ高級な感じです! でも本当にここ、座っていいんでしょうか(笑)?

席の後ろで水が流れていますよ。せせらぎの音が心地いいんですけど…ちょっと緊張しますね(笑)。
今までありそうでなかったシチュエーションですね。店内は場所にもよりますが、ほどよく暗めで、落ち着いた雰囲気です。いい香りもほのかにしますし、高級感が伝わってきます。



天井が高く、夜景もとてもきれいで圧倒されます。
たしかに。でも堂々としていましょう、とりあえず我々はお客さんですから(笑)。

メニューです。
今回はカクテル1杯とおつまみをいただけるセットを申し込んでいるので、この中から1杯選びます。
また悩ましい時間ですね、どれにしましょう…。

他にもたくさんのメニューがありましたが、お値段がものすごいことになっています。
長蛇先生が速攻でメニューを閉じていたのは内緒です(笑)。
シグニチャーカクテル「オリエンタル スコア」

シグニチャーカクテル「オリエンタルスコア」です。おつまみにせんべいとオリーブをいただきました。
マンダリンオリエンタル東京20周年記念カクテルだとか。
ウイスキーにシルキーな甘みと奥深い余韻のフレーバーを組み合わせたカクテルとのこと。
表面にコースターと同じ模様が描いてあるのはすてきな工夫だと思います。

オリーブはすべて種が除いてあって、食べやすかったです!

お酒を飲む前、お水を持ってきてくださいました。途中、追加も自然なタイミングでしてくれました。細かい部分ですが、こういう気配りはさすがですね!

メニューになります。
ひと口含むと、まるでシルクのような滑らかさが広がり、続いてウイスキーの芳醇な香りがふわりと立ち上がります。アマレットやほうじ茶のニュアンスが、奥行きのある甘みを添えていて、余韻まで心地よい一杯です。
複雑ながらも飲みやすい、心地よい甘みが特長です。
違うかもしれませんが、飲みながらカクテル「アレキサンダー」を思い出しました。

つまり「甘みがあり、アルコールの刺激が控えめで、甘みと香りが際立つため、バー初心者にも安心して楽しめる味わい」という意味です。
フォローしておきます(苦笑)。
シグニチャーカクテル「華桜(はなさくら)」

シグニチャーカクテル「華桜」です。
添えられているのは「花穂(はなほ)じそ」だと思います。かじると紫蘇の味がしました。

花穂じそなんて、よく知ってましたね!
おほめいただいて恐縮ですが、あとで調べました。私が知っているわけありません(笑)。

メニューになります。
これによるとウォッカベースになっていますが、口に含むと飲みやすい印象のカクテルです。
飲む際、グラスの飲み口を回しながら飲むように案内されました。

補足します。グラスの縁にまぶされた抹茶を均等に味わえるよう、飲み口を少しずつ回しながらいただくスタイル、という意味です。
見るとスノースタイルのように、粉がまぶされています。確か抹茶のようなものだと伺った気がしますが…。
最初に感じるのは、ベリーの爽やかな酸味。そのあと桜の香りがふわっと広がり、抹茶のほろ苦さと紫蘇の清涼感が後味にそっと寄り添います。まるで春の庭を散歩しているような、繊細で和の余韻が残るカクテルです。
これも心地よい甘みが広がり、爽快感もある、すばらしいカクテルです。

グラスを拡大してみます。
模様が描かれているのが見えますか?
もしかすると、専用グラスなのかもしれません。
細やかな工夫がいいですね!
おわりに
今回いただいたものをまとめてみました! あなたならどちらのカクテルを選びますか?
名称 | 見た目 | コメント | 備考 |
オリエンタル スコア | コースターと同じ模様はすごい! | クリーミーで甘みがあり、好みの味です。 | シグニチャーカクテル |
華桜 | 和を感じる飾り付けがいいですね! | 桜と紫蘇、抹茶を感じます。 | シグニチャーカクテル |
雰囲気、サービス、お酒とおつまみの味わい、どれも最高です。貴重な経験をすることができました。
まだまだいただいていないカクテルも多そうです。機会を見つけて、また来ます!
ごちそうさまでした!
<詳細情報>
東京都中央区2丁目1-1
本日のお会計 約7,000円(カクテル2杯+おつまみ)

本文でも記載がありましたが、今回はカクテル1杯+おつまみ付きのお得なセットを利用させてもらいました。この価格でこの体験ができるなら…満足できると思います。
ちゃんとメニューを選べば、思ったよりリーズナブルに楽しめますよ!