こんにちは!長蛇(おさへび)先生です。
今回は「ウイスキー紹介と感想シリーズ第1回」ということで、私がウイスキーをよく飲むようになったきっかけになったお酒を1つ紹介しようと思います。
「ウイスキーに興味はあるけど、何から飲めばいいか分からない…」かつての私もそうでした。そんな方にこそ試してほしい、“ラスボス級”のバーボンをご紹介します。
初心者“レベルゼロ”どころかいきなりレベル10、ゲームの“ラスボス”級の存在感があるウイスキーなのですが、自分がウイスキーに本格的に触れるようになったものなので、例外的に扱わせていただきます。
“ラスボス級”バーボン「Blanton’s(ブラントン)」とは?初心者にもおすすめの理由
世界5大ウイスキーの1つ、アメリカンウイスキーを代表するバーボン「Blanton’s(ブラントン)」です!


商品紹介
貯蔵庫で長い眠りの時を過ごした原酒を、ひと樽ごとに厳格にテイスティングし、その中から熟成のピークを迎えたものだけが選ばれる。どこまでも芳醇で濃密な味わい。時間と手間を惜しまず造りあげた至高のシングルバレルバーボンウイスキー。
このウイスキーは衝撃的なおいしさです。贅沢な話ですが家に1本は必ず置いておきたい! ウイスキー好きが唸る、贅沢な逸品です。特別な夜にいかがですか?👇

ついに登場!ファンの多いバーボンの1つです!

たしか長蛇先生がお父様に教えてもらったものですよね。
昔聞いたことがあります。
そうなんです。昔軽井沢で旅行してお酒を飲んだ時、父から勧められて飲みました。当時はバーボンはもちろん、ウイスキーもそんなに飲み慣れていなかったので、ブラントンの話を聞いても「ふ~ん」くらいに聞き流して飲んでいました。
ただ、知らないなりにウイスキーもおいしいものだな…と思ったことが印象に残っています。
また見た目も特徴的で、八角形のボトルに、ラベルには手書きで情報が書いてあります。いつどの樽で作られたか…みたいな。
大変手間のかかる工程だと思いますが、それが「唯一無二のバーボン」と言われる所以なのかもしれませんね。
バーボンウイスキーの定義について
さて、ブラントンは比較的新しくできたバーボンとのことですが、とても有名で人気がある、おいしいバーボンの1つです。ネット記事やyoutubeでも紹介の動画をよく目にします。本当に好きな人が多いですね。

バーボンって…たしかいくつかある一定の条件を満たしたアメリカンウイスキーのことですよね。

5大ウイスキーは、たしかアメリカン、スコットランド、アイルランド、カナディアン、そしてジャパニーズだった気が…
おお、初心者“レベルゼロ”とは思えないフォロー、どうもありがとうございます。専門家やベテランではない我々の認識では、そんな感じで大丈夫だと思います。
説明すると、バーボンとは「アメリカでつくられるウイスキーの一種」です。以下の条件を満たすと「バーボン」と名乗ることができます。
- 原料の51%以上がトウモロコシ
- アメリカ国内で製造されていること
- 内側を焦がしたオークの新樽で熟成
- アルコール度数80%以上で蒸留、62.5%以下で樽詰め
- 添加物(香料・着色料など)なし
つまり、「トウモロコシが主役」「新しい樽で熟成」「アメリカ産」「無添加」がポイントです。
次に味わいの特徴としては、トウモロコシ由来の甘みがあり、初心者にも飲みやすいこと、バニラやキャラメルを思わせる香ばしい香りがあること、スコッチウイスキーよりもスモーキーさ控えめで、まろやかであること、などが挙げられます。
バーボンの産地として有名なのはケンタッキー州。「ブラントン」もここで生まれました。もちろん、アメリカ国内であれば、どこでもバーボンの製造は可能です。
…こんなところでしょうか?
ブラントンの種類と違いを比較:ゴールド・ブラック・フロム・ザ・バレル」
さて、ブラントンは全部で4種類あります。
- ブラントン…一般的にブラントンというとこちらのものを指すと思います。
- ブラントン・ゴールド…ブラントンの中でも選ばれたものを使っているとか。
- ブラントン・ブラック…アルコール度数が比較的40度と低く、比較的飲みやすい?もの。
- ブラントン・フロム・ザ・バレル…ブラントンの中でも特に秀でたものを濾過せずボトリングしたもの。よってアルコール度数も60度を超えています。
上記のうち、現段階で私はブラントン・ゴールドは飲んだことがありません。近々チャレンジしたいと考えていますが、ネットで買うと3万近くもして、高いんです…。

でも、人にプレゼントしたことはあるんですよね!
はい、そのとおりです。貴重なブラントン・ゴールドを、お世話になった方とはいえ自分が味わう前に献上してしまうとは、何を考えているのでしょうか。
ある意味、痛恨のミスかもしれません(苦笑)。まあ、味わうのは今後の楽しみにとっておきます。
⛳後日Barにてブラントン・ゴールドを飲むことができました。その時の記事はこちら!
最初の画像はブラントンのものですが、ブラントン・フロム・ザ・バレルとブラントン・ブラックも画像はあるので紹介します。



どれも共通しているのは、飲むと一発でブラントンとわかることです。それぐらい特徴的で、花のような香りがします。甘くて華やかで…唯一無二の存在という言葉がよく似合います。
すみません、自分の拙い表現力ではうまく言い表せませんが、とにかく特徴的で、そしておいしい。
ここまでいろいろウイスキーは飲んでみましたが、この特徴は印象に残るものがあります。これと「白州」はどなたでもすぐわかると思います。
ブラントンをロックで味わう、香りと甘みの広がり

ブラントンをロックでいただきます。
グラスに注いだ瞬間、華やかな香りがふわりと立ち上がります。この香りはブラントンならではですね!
口に含むと、バニラやキャラメルのような甘みがじんわり広がり、余韻まで心地よい。まさに“贅沢な一杯”です。
濃厚すぎる!? ブラントン・フロム・ザ・バレルの飲み方と感想
さて、ブラントン・フロム・ザ・バレルについては、もう少し紹介しますね。

ブラントン・フロム・ザ・バレルです。
ネットで買うと3万円くらいする高級ウイスキーです。この時は傷があるということでたしか2割引きくらいで買えました。
自分で飲むなら傷は関係ありません。
飲むとものすごく濃厚です。ブラントンの中のブラントンという印象です。良い香りがものすごく、飲むととにかく「濃い」!
最初はロックでいただきましたが、あまりの濃厚さに少量の加水を。
水を加えることで香りが一層開き、味わいに奥行きが生まれます。まさに“ブラントンの真髄”。
それくらい味が濃厚ですが、たまらないおいしさです。人生で一度は味わいたいものです。
こちらは後日父に献上しました。自分もご相伴にあずかり、おいしく味わわせていただきました。
もし自分へのご褒美(?)用、もしくは贈答品にと考えている方は、👇からどうぞ。それなりの値段はしますが、その価値はあると思います。味と香りの濃厚さは異次元レベル…かもしれませんね(苦笑)。
おわりに…馬キャップについて
さて、今回はこの辺で。ごちそうさまでした!…

長蛇先生、馬キャップの話、忘れてますよ!
そうでした!ブラントンは馬にまたがった騎手のボトルキャップ(開け口の部分。蓋?)が特徴的です。全部で8種類ありますが、手元には3つしかありません。

ブラントンとブラントンブラックを飲み比べています。
まだ中身のあるボトル分を含めても、キャップは5個しかなく、うち3つが同じものでした…ちょっと残念(苦笑)。
8種類すべて揃えるには、時間も運も必要。でも、集める過程もまたブラントンの楽しみのひとつ。レベル8を目指して、これからも少しずつ味わっていきたいです。
全部そろえている方はすごいですよ!
<今回扱ったお酒はこちら!>

