こんにちは!長蛇(おさへび)先生です。今回は「ウイスキー紹介と感想シリーズ第9回」としてある人気バーボンを紹介してみます。
有名なバーボンの一つ「フォアローゼズ」です。こちらはいくつか種類がありますが、その中の「フォアローゼズ・イエローラベル」について扱ってみます。
こちらは近くのスーパーでも置いてあるところが多い上にお値段も手ごろなので、比較的入手しやすいウイスキーです。まさに“ウイスキー初心者レベルゼロ”の方にもぴったりな、親しみやすいバーボンです。

バーボンについては「ブラントン」の紹介記事に詳しい説明があります。
よかったらこちらからご覧ください。
フォアローゼズ・イエローラベルとは?特徴と魅力を紹介
香りと個性の異なる10種の原酒を絶妙なバランスでブレンドして生まれる花や果実を想わせる華やかな香りとまろやかな味わいが特徴のフォアローゼズのエントリーラベル。



名前の通り、赤いバラが印象的なラベルですね!
その通りです。華やかな香りとまろやかな味わいが楽しめる、お得なバーボンの一つです。私の父も昔、よく飲んでいました。
ボトルの裏側にはフォアローゼズの名前の由来が書かれていて、素敵ですね。
特にこのイエローラベルはエントリー向けと言われていて、入門編にもってこいの存在です。比較的入手しやすいですが、今すぐ購入したい…という場合は、以下のページからどうぞ👇

“エントリー向け”とは、「バーボンウイスキー初心者やこれからウイスキーを楽しみたい人におすすめの製品」という意味です。
フォアローゼズの場合、このイエローラベルがそれにあたります。

フォアローゼズには他に以下のようなものがあります。
お店では見かけますが、長蛇先生は現状持っていないものばかりです(苦笑)。
- フォアローゼズ ブラック(日本限定)
- フォアローゼズ シングルバレル
- フォアローゼズ スモールバッチ
- フォアローゼズ スーパー・プレミアム(日本限定・数量限定)
「フォアローゼズ スーパー・プレミアム」は海外向けの表記で、日本では「フォアローゼズ プラチナ」といいます。日本限定で販売されている最上級ラインで、キリンが国内向けに「プラチナ」という名称で展開しているものらしいです。
私はフォアローゼズ プラチナのことをウェスティンホテル横浜にある「コード・バー」で知りました。そこで教わった飲み方はハイボールですが…当然まだ手元にないので、試したことはありません。

コード・バーについての紹介記事はこちらからどうぞ!
ハイボールの概念が変わる経験をさせていただきました。
いいなあ、今度お店で見かけたら買ってみたいものです(笑)。
ストレートで飲んだときの印象

さて、開栓してまずストレートでいただきます。
開栓すると、甘い、華やかな香りが鼻をくすぐります。バーボンらしさを感じますね。
口に含んでもその印象は変わりません。まず熟した果実のような甘みと、ほんのりスパイシーな香りが広がります。
バニラやキャラメルのニュアンスが舌の上でとろけ、余韻にはオーク樽由来のウッディさが静かに残る感じです。
まるで秋の夕暮れ、暖炉のそばで静かにグラスを傾けるような、穏やかで奥行きのある味わいです。
優しい甘さが印象的です。
ロックでの味の変化と楽しみ方

続いてロックで味わってみます。
氷を加えることで、フォアローゼズの甘みがやや控えめになり、代わりにスパイス感と爽やかな香りが際立ちます。
冷たさが口当たりをまろやかにし、シナモンやクローブのようなニュアンスがふと顔を出すように。
ゆっくり溶けていく氷とともに、味の表情が変化していくのも魅力。
夏の夜、静かなバーでグラスを傾けるような、落ち着いた余韻が心地よいです。
大変おいしいウイスキーです。気に入りました!
ハイボールでの爽快感と香りの立ち方

最後にハイボールでいただきます。
炭酸で割ると、フォアローゼズの華やかな香りがふわりと立ち上がり、軽やかな飲み口に変化します。
リンゴや洋梨を思わせるフルーティーさが際立ち、後味にはほんのりスパイスが残ります。
爽快感と香りのバランスが絶妙で、昼下がりのテラス席で風を感じながら飲みたくなるような、心地よい一杯に仕上がります。

ハイボールは、初心者“レベルゼロ”にお勧めの飲み方と言えるかもしれません。
慣れてきたら、他の飲み方も試してみると良いのでは?
まったくです。私の場合、ウイスキーはロックでいただくことが多かったのですが、barに行くことが増えてからストレート、ハイボールでいただくことも増えてきました。いろいろ試しながら、好みの味を見つけていけるといいですね。
おわりに
昔から見覚えのあるバーボンなので買ってみましたが、期待以上のおいしさでした。晩酌にもぴったりな、気軽に楽しめる一本です。
ごちそうさまでした!
今回扱ったお酒はこちら!